»
掛持
「掛持〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
掛持の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
》うございますが、また風を引き風声《かざごえ》になりまして、風声と咽喉加答児とが
掛持《かけもち》を致して居りますると云う訳でもござりませんが、何時《いつ》までも....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
軍、第三軍、第四軍を編成して、それが別々の方面へ向って出動するのに、一人の記者が
掛持をすることは出来ません。そこで、まず自分の社から一人の従軍願いを出して置いて....
「縮図」より 著者:徳田秋声
ろは弁士もまだ場末の小屋には、ちらほら残炎を保っていて、彼はこの附近の二つの館を
掛持ちし、無声映画のちゃんばらものなどに出演していた。妹は芸者では芽が吹かず、カ....
「鴻ノ巣女房」より 著者:矢田津世子
ていて、よく小突かれた。監督になってからも、この機械からは離れられなくて、ずっと
掛持だった。 機械に引き添いながら、ぎんはいろいろな模様レースを心の中で織った....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
あると、それにも某《なにがし》かの小遣いをとられた。しょせんが一軒チャチな寄席の
掛持が増えた位では、毎月毎月足がでてしまった。いや全くその苦しいの何のって、愚痴....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
とか彼とかいう噂が毎日の新聞紙上を賑わしていた。殊に団十郎が歌舞伎座から一役だけ
掛持ちして、「勧進帳」の弁慶を勤める。大切には初上りの中村|鴈治郎がやはり歌舞伎....
「久保田米斎君の思い出」より 著者:岡本綺堂
帝劇を除いて東京の有名な劇場は皆そうなのですから、一時は米斎君も彼方此方の芝居を
掛持で、随分お忙しかったようです。三越の方も大正五年頃に御引きになって、それから....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
こ》為秋《ためあき》の成長するに従って生活費は年々多くなり、種田は二三軒夜学校を
掛持ちして歩かねばならない。 長男為年は私立大学に在学中、スポーツマンとなって....