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「擂り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

擂りの前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
ある。中ったものには、安物の羽子板や、紙鳶や、羽根や、菓子の袋などをくれる。箒や擂りこ木や、鉄瓶や、提灯や、小桶や、薪や、炭俵や、火鉢などもある。安物があたった....
次郎物語」より 著者:下村湖人
は、もう蝋鉢と擂古木と消炭の壺とが、誠吉によって用意されていた。二人は先ず硝石を擂り、次に硫黄を擂った。擂られた硝石と硫黄とはべつべつの紙に包まれて、大事に石の....
ガリバー旅行記」より 著者:スウィフトジョナサン
て持って来ました。私はこれを、はじめ火でよく暖めて、もんで殻を取り、それから石で擂りつぶし、水を混ぜて、お菓子のようにして火で焼いて、牛乳と一しょに食べました。....
惜別」より 著者:太宰治
くなったけれども、食事が以前のようにいいとは言えない。毎朝のお膳に、なまの里芋を擂りつぶしてどろりとさせたものが出て、これにはどうにも箸をつけかねて非常に困惑し....
田舎教師」より 著者:田山花袋
かぶって、※の中に金色をした鮒や鯉をゴチャゴチャ入れて帰って来る。店子はおりおり擂り鉢にみごとな鮒を入れてもらうことなどもある。釣に行かぬ時は、たいてい腰を曲げ....
ゼーロン」より 著者:牧野信一
ロンも必死となった如く、更に高《ハイ》ハードルを跳び越える通りな恰好で、弓なりに擂り鉢のふちを駆け続けて、いよいよ降り坂の出口にさしかかった。――振り返ってみる....
食道楽」より 著者:村井弦斎
れば庖丁《ほうちょう》でよく叩《たた》いて細かくして擂鉢《すりばち》へ入れてよく擂ります。よほどよく気長に擂らないといけません。それからその肉を裏漉《うらご》し....
食道楽」より 著者:村井弦斎
醤油を少しく滴《たら》して食す。 ○味噌餅は餅を柔く湯煮《ゆで》おき別に赤味噌を擂り酒と砂糖にて味を付け裏漉《うらごし》にして一旦煮立て餅の上へかけ椀の蓋をなし....
食道楽」より 著者:村井弦斎
》に湯煮《ゆで》て一旦《いったん》絞《しぼ》って水を切って擂鉢《すりばち》でよく擂ります。それを裏漉にして一合のスープの中へホウレン草もやはり一合位入れ十分間ば....