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札が落ち
「札が落ち〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
札が落ちの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
の頃は長袖から町家へ縁組する例は滅多になかったが、家柄よりは身代を見込んで笑名に
札が落ちた。商売運の目出たい笑名は女運にも果報があって、老の漸く来らんとするころ....
「入れ札」より 著者:菊池寛
かった。誰よりも先に、九郎助はホッと安心した。 忠次は自分の思い通りの人間に、
札が落ちたのを見ると満足して、切り株から、立ち上った。 「じゃ、みんな腑に落ちた....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て頻りに富札の景気を見ていました。 面白がって見ているうちに、一の富七十三番の
札が落ちました。跳《おど》り上って喜んだのは品川宿の建具屋の平吉という若い男で、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
すと、それを拾い上げて、やはり花札を持つように、三枚持ち並べたお絹。 「だんだん
札が落ちてくるのね」 「お金というやつは、悪いやつが出て来ると、いいのが追ッ払わ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
つい順路を間違えて、あらぬ町々をうろつきながら宿へ帰って来て見ると、庭に大きな引
札が落ちている。取り上げて見ると、上の方には人の首を二つ、大きく丸の中へ入れて刷....
「上海された男」より 著者:牧逸馬
、油ぎった水が洋々と沖へ続いて居た。その石垣の上に坂本新太郎の海員手帳と一枚の質
札が落ちていたのである。 時を移さず所轄署の活動となった。動機の点が判然しない....
「冗談に殺す」より 著者:夢野久作
間で、手筋をよく知っている人間の仕事に違わんというので、極秘密で研究した結果君に
札が落ちたのだよ。別に証拠がある訳じゃない。だから出る処に出ればキット証拠不充分....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
帆ばしらの上で骨牌をめくる真似をしている」 ヒラヒラと、そういう顔の中へ一枚の
札が落ちて来た。 「畜生」 堺の商人のひとりが、あわててそれを拾いあげたが、 ....