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業突
「業突〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
業突の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「活人形」より 著者:泉鏡花
も、我等と一所に働いた奴だ。人に悪事は饒舌まい。惜くも無し、心配も無いが、高田の
業突張、大層怒ってな。お藤がなくなったら即金で千円返せ、返さなけりゃ、訴えると言....
「銅銭会事変」より 著者:国枝史郎
たすぐに坐ってしまった。 「よくある奴だ。珍らしくもない。ふん。金持ちの権勢家、
業突張りの水茶屋養母、その犠牲になる若い娘、その娘の情夫。ちゃんと筋立てが出来て....
「ニッケルの文鎮」より 著者:甲賀三郎
も見向きもしないけれども、ほんとにひどい奴で、先生の亡くなられたのも、つまりあの
業突張りの為だわ。そんな欲張り爺だから、手前んとこの郵便函に、聞いた事もない人の....
「あらくれ」より 著者:徳田秋声
》な母親のために刺戟《しげき》されずにはいなかった。以前から善く聴きなれている「
業突張《ごうつくばり》」とか「穀潰《ごくつぶ》し」とかいうような辞《ことば》が、....
「道草」より 著者:夏目漱石
「釜を持って行くったって、重くってとても持てやしないでしょう」 「ところがあの
業突張《ごうつくばり》の事だから、どんな事をして持ってかないとも限らないのさ。そ....
「助五郎余罪」より 著者:牧逸馬
五郎は思わず独り言を洩らした。「昔なら十両からは笠の台が飛ぶんだ。へん、あんまり
業突張《ごうつくば》りが過ぎらあな」 五 和泉屋の晴れの披露目《ひろ....
「黄昏」より 著者:水野葉舟
声がする。私達の馭者はふと振り返ったが、急に馬車を止めた。 そして、 「チョッ!
業突張《ごうつくばり》!」と言いながら、車から下りた。あとにいた客は垂幕《たれ》....
「お久美さんと其の周囲」より 著者:宮本百合子
から。 「お祖母様御自分で行らっしゃいましよ。 「いやだよ、私は。 後生の悪い
業突婆見たいじゃないかい。 「そんなら私だって慾張り娘みたいでいやじゃあ有りませ....