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決め込
「決め込〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
決め込の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「淫売婦」より 著者:葉山嘉樹
か分らないが、今度は此部屋の様子が全《まる》で変ってるであろうと、私は一人で固く
決め込んでいたのだが、私の感じは当っていなかった。 何もかも元の通りだった。ビ....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
話しかけました。 しかし、右門は何を話しかけられても、お手のもののむっつり屋を
決め込んで、よほどたいくつしたものか、しきりにあごのまばらひげをまさぐりつづけま....
「牛人」より 著者:中島敦
と牛が言葉を返す。父上の思召《おぼしめし》はどうあろうと、息子の方では勝手にそう
決め込んで、もはや直接君公に御目通りしていますよ。そんな莫迦《ばか》な事があるは....
「煩悩秘文書」より 著者:林不忘
親分、こうわけの解らねえ斬り合いも、めったにござんせんぜ。ここあ一つ早くどろんを
決め込んだほうが、利巧のようで。さっきの甲賀流の霞飛びじゃあねえが、ふっと横へ消....
「カンカン虫殺人事件」より 著者:大阪圭吉
来た。喬介かと思ったら警視庁の車である。さて、事件が大分複雑化して来たなと一人で
決め込んだ私の眼の前へ、車の扉を排して元気よく飛び出した男は、ナント吾が親友青山....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
衛が見せて上げる――
そこで、青葉城の御宝蔵へ、仁木弾正《にっきだんじょう》を
決め込んで、その赤穂義士とやらの書き物を、ともかく九分九厘まで持ち出したのだ。
....
「ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
拶して見たら、相応な挨拶をフランス語で返すので、これは多分フランス人なんだろうと
決め込んで、以来、多少の皮膚の色の曖昧さや、少し黒すぎる髪の毛の色には頓着しない....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
って見せて、「屍骸の上に覆せてあった小枝を払い、仏を石垣から蹴落して半兵衛さんを
決め込んでたなあ、足袋の鞐《こはぜ》と言い、それ、お前のぱっちの血形といい、佐平....