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河瀬
「河瀬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
河瀬の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
東洋人のために気を吐いた。その時予は窮巷《きゅうこう》の馬小屋に住んでいたが確か
河瀬真孝子が公使、内田康哉子が書記官でこれを聞いて同郷人中井芳楠氏を通じて公使館....
「仮装観桜会」より 著者:佐左木俊郎
、八人の中から、わけても真犯人としての嫌疑をかけられているのは山本《やまもと》と
河瀬《かわせ》とであった。山本は前田鉄工場へ来る前にある大さな鉄管工場に働いてい....
「源氏物語」より 著者:紫式部
間水上にいた。 風吹けば浪の花さへ色見えてこや名に立てる山吹の崎 春の池や井手の
河瀬に通ふらん岸の山吹底も匂へり 亀の上の山も訪ねじ船の中に老いせぬ名をばここに....
「源氏物語」より 著者:紫式部
き瀬々のなでものにせん これを例の冗談にして言い紛らわしてしまった。 「みそぎ
河瀬々にいださんなでものを身に添ふかげとたれか頼まん 『ひくてあまたに』(大ぬさ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
になる。 書持の兄、家持が天平勝宝二年に作った歌に、「夜くだちに寝覚めて居れば
河瀬尋め情もしぬに鳴く千鳥かも」(巻十九・四一四六)というのがある。この「
河瀬尋....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
し声のきこえない時間がむしろ多いぐらいだった。次郎はいやにそれが気がかりだった。
河瀬という少年の給仕がいて、茶菓をはこんだりするために、たびたび塾長室に出はいり....
「地上」より 著者:島田清次郎
越えて浮き出て来た。深い崖上に突き出た縁側へ、崖下の暗い森林の静寂から湧くように
河瀬のせせらぎが昇ってくる。そして一室から漏れる明るみの流れが森林の上に映ってい....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
し回を重ねるごとに発展して行ったのであった。 そこで会頭を佐野常民氏、副会頭を
河瀬秀治氏(同氏は今日なお健在である)に推薦し、日本美術協会と名を改め、毎月一度....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
達の度を高めて行ったのでありました。美術協会が上野に引っ越して来た時は、副会頭の
河瀬秀治氏がやめ、九鬼隆一氏がその後を継ぎました。会頭の佐野常民氏はまことに我が....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
ふけぬらしたまくしげ二上山に月傾きぬ 万葉 一七 秋風に夜のふけゆけば天の川
河瀬に浪のたちゐこそ待て 拾遺 三 さ夜中と夜はふけぬらし雁がねのきこゆる....
「古事記」より 著者:太安万侶
御名の記念として白髮部《しらがべ》をお定めになり、また長谷部《はつせべ》の舍人、
河瀬の舍人をお定めになりました。この御世に大陸から呉人《くれびと》が渡つて參りま....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
りて水を得。偃松現わる。五時三十分、山の中腹急峻なる草原の斜面に露営。 暁近く
河瀬の音に目が覚めた。仄白い朝の光が天幕の中に吊してある小田原提灯をぼんやり映し....