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「渥美〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

渥美の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
一兵卒」より 著者:田山花袋
黒く逞しい顔と軍隊手帖を読むために卓上の蝋燭に近く歩み寄ったさまが映った。三河国渥美郡福江村加藤平作……と読む声が続いて聞こえた。故郷のさまが今一度その眼前に浮....
桶狭間合戦」より 著者:菊池寛
その先鋒を命じた。竹千代即ち、後年の徳川家康である。竹千代不遇であって、始めは、渥美郡|牟呂村千石の地しか与えられず、家臣を充分に養う事にさえ苦しんだ。鳥居伊賀....
旅愁」より 著者:横光利一
と一緒だものだから、覚えているんだが、米が君、二銭五厘のときだ。それでも、日本の渥美半島の酒が、フランスから註文を受けたので、びっくりしたりしている。とにかく、....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
荒き島回を 〔巻一・四二〕 柿本人麿 前の続きである。「伊良虞の島」は、三河|渥美郡の伊良虞崎あたりで、「島」といっても崎でもよいこと、後出の「加古の島」のと....
阿芳の怨霊」より 著者:田中貢太郎
佼たちは何か面白そうに話しながら通りすぎた。由平はほっとした。 其処は愛知県|渥美郡泉村江此間の海岸であった。由平は其の村の油屋|九平の娘の阿芳と心中を企てた....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
ると、箱根をとばずに、伊豆半島を横切り、駿河湾を横断し、清水辺から陸地にかかって渥美半島先端から伊勢湾を通過。つまり伊東上空をとんでいたのは旅客機だったことが判....
小坂部伝説」より 著者:岡本綺堂
ないので確かなことは云えない。 さて、それから芝居の方であるが、これは専門家の渥美さんに訊いた方がいい。現にわたしも渥美さんに教えられて、初代並木五瓶作の「袖....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
長唄と常磐津の挟み撃ち――外国人の引幕――風月堂の西洋菓子 新富座見物 左団次の渥美五郎――劇場の福草履――島原の芝居――劇場外の散歩――「勧進帳」 市川団十郎....
私本太平記」より 著者:吉川英治
引かれて、庭山の小高い所にのぼっていた。そして遠くはない浦の方を眺め合った。――渥美ノ海はあくまで碧く、なぎさは白い弧を描いており、馬やら人やらで熱風を渦まいて....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
子供が楽しみにして、すぐに後から取りに行くことは、近畿地方の烏塚の風習、もしくは渥美半島の山神祭などとも似ている。 岩手青森の旧南部領でも、ノサもしくはヌサと....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
だけのものもある。是を小豆とともに煮たものをアヅキボウトウとも謂っている。三河の渥美半島では三十年余り以前、私も是をドヂョウ汁と謂って食わされて喫驚した。珍しい....