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為出
「為出〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
為出の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
得《しえ》なかッたのじゃない」 ト文三|憤然《やっき》として分疏《いいわけ》を
為出《しだ》した。 「我《おれ》だッて男児だ、虫も有る胆気も有る。昇なんぞは蚊蜻....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
いた。陸の浚が畢ると、二番位演奏があって、その上で酒飯が出た。料理は必ず青柳から
為出した。嘉永四年に渋江氏が本所台所町に移ってからも、この出稽古は継続せられた。....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
陣の時は驚くべき危険に身を暴露して手厳しい戦をして居る。それは氏郷の方から好んで
為出したことではないが、他の大将ならば或は遁逃《とんとう》的態度に出て、そして敵....
「死者の書」より 著者:折口信夫
のではなかった。てんでに、自分の出た村方の手芸を覚えて居て、其を、仕える君の為に
為出そう、と出精してはたらいた。 裳の襞を作るのに珍い術を持った女などが、何でも....
「歌の円寂する時」より 著者:折口信夫
理論を含む事が出来ない事だ。三井甲之は、既に久しく之を試みて、いまだに此点では、
為出かさないで居る。詩歌として概念を嫌わないものはないが、短歌は、亦病的な程であ....
「備前天一坊」より 著者:江見水蔭
人御召抱えの嘆願という手筈を定めていたが、生憎その池田出羽が、天城屋敷に潮湯治の
為出向いているので、今日か翌日かと日和を見ていた。 こちらには小笠原金三郎。京....