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「然う〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

然うの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
星あかり」より 著者:泉鏡花
とすると閉出されたことに気がついた。 それから墓石に乗って推して見たが、原より然うすれば開くであろうという望があったのではなく、唯居るよりもと、徒らに試みたば....
五色温泉スキー日記」より 著者:板倉勝宣
らは胸が悪いからお湯をくれといって甘酒を侮辱したので、坊城の頭が傾いたと思うと断然うまいとがんばった。瘠我慢で戸田と二人でとうとう呑みほした。恐ろしいがんばり方....
暗号の役割」より 著者:海野十三
「動くな、撃つぞ。機関銃弾が好きな奴は動いてもよろしい」 大喝した者がある。突然うしろで…… 「しずかに手をあげてもらいましょう。これは皆さん。ようこそ御来邸....
火星探険」より 著者:海野十三
ない。とにかく“火星には美人が多い”なんていう話を聞いたことがあったが、あれは全然うそだと分ったわけだ」 「やれ、気の毒に……」 どっと笑声が起った。 「先生....
人造人間エフ氏」より 著者:海野十三
まり、その操縦器をこわしてしまうんですよ。それさえこわしてしまったら、エフ氏も自然うごかないんじゃないのですか」 「うん、正太君、えらい。それはいい思いつきだ、....
電気風呂の怪死事件」より 著者:海野十三
待った待った。感電らしい。飛び込んだら、今度は君達がやられちまうぜ!」 「あッ、然うだった。危い危い! しかし此儘見殺しが出来るもんじゃない。何とか、おい番頭さ....
死剣と生縄」より 著者:江見水蔭
く、口は大きく、腮は二重に見えるので有ったが、如何にも其眼元に愛嬌が溢れていた。然うして云う事|為る事、如才無く、総てがきびきびとして気が利いていた。若い時には....
小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
の手にでも縋り付いて男の危急を救いたかった。異国の眇目の男――それがかれの胸に突然うかんだので、小坂部はどこを的ともなしに闇の空を仰いで呼んだ。 「異国のお人…....
世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
っと覗いていた。なんでも十五分間ぐらいもそこにそうして立っていたであろう。 突然うしろの寝台の一つで、はっきりと何物か動いている音がしたので、僕ははっとしてう....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
洩らしたら同志の者どもが押し寄せて来て、主人をはじめ一家内をみなごろしにするから然う思えと、さんざん嚇かして行ったんですとさ。それだから丸井の家では店じゅうのも....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
。自分たちの鑑定通りに、川へ飛び込んだのはお節の替玉であるとすれば、半介の話は全然うそである。自分を青二才とあなどって、いい加減に誤魔化すのである。嘘か、本当か....
飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
のである。 対手が余り熱心であるので、市郎も無下に跳ね付ける訳にも行かぬ。 「然うかねえ。」と、軽く笑って、「僕等も小児の時には其んな話を聞いたことがあるが、....
三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
な重い具足櫃は生れてから一度もかついだことが無いから、この暑い日に照らされながら然う急いではあるかれない。おれはこゝで一休みして行くから、おまえたちは勝手に先へ....
四日間」より 著者:ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ
面白いもの、あの犬の不幸に遭った日は俺には即ち幸福な日で、歩くも何か酔心地、また然うあるべき理由があった。ええ、憶えば辛い。憶うまい憶うまい。むかしの幸福。今の....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
て家の格式をつぐためのものではない。勿論二条派の道統をつぐという人は古今伝授は当然うけているわけだが、古今伝授を承けた者がすべて二条派の当流になるわけではない。....