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「狼煙を〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

狼煙をの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
で玄関へ出て、礼之進の靴の中へ。この燃草は利が可かった。※と煙が、むらむらと立つ狼煙を合図に、二階から降りる気勢。飜然路地へお蔦が遁込むと、まだその煙は消えない....
「露肆」より 著者:泉鏡花
出して、牛鍋の唐紅も、飜然と揺ぎ、おでん屋の屋台もかッと気競が出て、白気濃やかに狼煙を揚げる。翼の鈍い、大きな蝙蝠のように地摺に飛んで所を定めぬ、煎豆屋の荷に、....
「惜別」より 著者:太宰治
える。支那の杉田玄白になる事だ。それだけだ。支那の杉田玄白になって、支那の維新の狼煙を挙げるのだ。 あの松島の旅館で、当時二十四歳の留学生、周さんは、だいたい....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
中|遠狼煙《とおのろし》の法』といって、うかつには行けない山の頂上などに仕掛けた狼煙を、こちらが思うころにひとりでに挙げさせようというとき、むかしさんざ使われていた古い術《て》なんだ」....
「三国志」より 著者:吉川英治
も、今やそこへ逢着して来たのであった。 当初の理想もいま何処へ。 まず、その狼煙を最初に揚げて、十八ヵ国の諸侯を糾合した曹操自身からまっ先に、袁紹の優柔不断....
「三国志」より 著者:吉川英治
くだれっ」 と、指揮を発し、全軍の豹虎が、ふもとへ降りたと見ると、阜の一端から狼煙をあげさせた。 昼のうち、敗れて、逃げるとみせて、実は野に阜に河に林に、影....