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目早
「目早〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
目早の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「根岸お行の松 因果塚の由来」より 著者:三遊亭円朝
へ参り神奈川一枚と買っておりますと、悄々《しお/\》として遣って参った男がある、
目早くも認めましたから、身を交《かわ》そうと致しましたが其の間《ま》がございませ....
「高野聖」より 著者:泉鏡花
来ぬ、何か胸がキヤキヤして、はらはらと落涙《らくるい》した。
婦人《おんな》は
目早く見つけたそうで、
(おや、貴僧《あなた》、どうかなさいましたか。)
急に....
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
戸侍は気《き》ッ腑《ぷ》が違うわッ」 全くそうです。ずばりと爽かに言いながら、
目早く群衆を見廻していたが、近くに若いのが大いにイナセがって、三尺帯を臍《へそ》....
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
余の姿を見て又遽しく其の戸帳を閉め、内に姿を隠したが、余は自分にも信じられぬほど
目早く、チラリと其の顔を見た、見て殆ど馬から落ちんとする程に驚き、思わず「ヤ、ヤ....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
それンわアれに、鎌倉ア男児ありイ」 と足拍子踏みながらやって来しさっきの水兵、
目早く縁側にたたずめる紅リボンを見つけて、紅リボンがしきりに手もて口をおおいて見....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
から上って来て此の体を見て恟り致し、一旦座敷へ這入ったが次の間から再び出かゝるを
目早く見付け、 成「コラ/\……コラー何処へも往かんでも宜しい、其処に居れ、跡を....
「葛の葉狐」より 著者:楠山正雄
ろ飛び出して、御殿の床の上を駆け歩きました。すると長持の上に寝ていた二|匹の猫が
目早く見つけて、いきなり飛び下りて、ねずみを追い回しました。みんなは「あれあれ。....
「家なき子」より 著者:楠山正雄
をいっぱいついである主人のコップをつかんで、飲み干そうとしたのだ。けれどもカピは
目早くそれを見つけて止めたのであった。 「ジョリクールさん」とヴィタリスが厳しい....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
れてもいいのサ」ト咄しながら向うのきしにさしかかれば。こなたにやすめる松島葦男。
目早くみとめて。 葦「ねえさんねえさん宮崎さんが。 秀「オヤオヤ。どうも誠にその....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
橋を渡りにかゝると、又土手ッぷちで首を縊ろうとしている者が有りまするのを仙太郎が
目早く見つけ、 仙「首縊りがあるぜ」 安「ヘエ、今夜は滅法界に人の死ぬ晩でげすナ....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
」折よく、帳場格子へ投げこまれた飛脚包みを持ちながら、和平がそこへ送りに出ると、
目早く万吉が眸を光らせて、 「何だい、今の三|度屋は?」 「ヘエ、例のお客様へ届....