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相携え
「相携え〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
相携えの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新日本の進路」より 著者:石原莞爾
の基礎的團結として、まづ地域的に近接し且つ比較的共通せる文化内容をもつ東亞諸民族
相携えて民族平等なる平和世界を建設せんと努力したるもの、支那事変や大東亞戰爭には....
「灯台鬼」より 著者:大阪圭吉
ころが父親は非常に厳格な人で、娘のそのような気持を受け容れない。当然若い二人は、
相携えて甘い夢を追い求める……けれども、やがて彼女の身に愛の実の稔るころには、お....
「忘れえぬ人々」より 著者:国木田独歩
何の相違があるか、みなこれこの生を天の一方地の一角に享けて悠々たる行路をたどり、
相携えて無窮の天に帰る者ではないか、というような感が心の底から起こって来てわれ知....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
模灘をへだてた下田の港の方には、最初のアメリカ領事ハリス、その書記ヒュウスケンが
相携えてすでに海から陸に上り、長泉寺を仮の領事館として、赤と青と白とで彩った星条....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の第一歩を宗教改革に置く意味で、神仏|混淆の排斥と古神道の復活とを唱えるために、
相携えて京都へ向かおうとしているものもある。 この機運を迎えた、伊那地方にある....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の事を管掌し、東山道中十七駅の元締に任じて来た人で、維新間ぎわまでは同郷の香蔵と
相携えて国事に奔走し、あるいは京都まで出て幾多の政変の渦の中にも立ち、あるいは長....
「家」より 著者:島崎藤村
忘れられなかった。東京から押掛けて行くと、丁度叔父は旅舎の裏二階に下宿していて、
相携えて人を訪ねたり、松島の方まで遊びに行ったりした。あの時も、仙台で、叔父の書....
「田舎教師」より 著者:田山花袋
ついたもののようなものだったんだね」と言って笑った。そのくせ郁治と美穂子とはよく
相携えて散歩した。男は高師の制帽をかぶり、女は新式の庇髪に結って、はでな幅の広い....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
でもいいじゃないか。とにかく御飯が食べられるんだから――。』 というので、夫婦
相携えてやたらにそこらを歩きまわっていると――またもや彼女が眼をまるくして叫んだ....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
もと越後の小百姓であったが、地主へ奉公するも一生開運の見込みなきところから、夫婦
相携えて他に糊口の道を探すべく東京に出て来た。着するや直ちにある裏店に居を占め、....
「老狸伝」より 著者:佐藤垢石
攻めたのは、天正十八年である。そのとき、これに呼応して北陸の上杉景勝、前田利家が
相携えて大兵を進め、信州から碓氷峠を越えて上州へ攻め入った。まず松井田の城を攻め....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
する勇気もなかった。 夏休み二カ月の放心は大分元気を回復して、今度は碧梧桐君と
相携えて再び京都に出た。それから余は同好数人と共に回覧雑誌を創めたり、小述作を試....
「案内人風景」より 著者:黒部溯郎
パクトとは忘れるような事は決してないでしょう。 さて、その翌朝、山麓の×駅に、
相携えた二人の登山者は、かねて顔馳染である案内者に迎えられた。彼は彼氏をあたかも....
「飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
ていると、約束を違えずに塚田巡査が来た。活発なる若い学生と勤勉なる若い巡査とは、
相携えて角川家を出発した。 「兄さん、気を注けてお出でなさいよ。」と、冬子は門ま....
「西航日録」より 著者:井上円了
情報もなく、寒さもなく新年のことも知ることなし)の境界を見るべし。午前十時、三人
相携えて上陸。余は領事館および三井物産会社支店を訪い、馬場氏に面し、日新館にて河....