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短気は
「短気は〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
短気はの前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「勘平の死」より 著者:岡本綺堂
ろうかとも思っているんですが……。 半七 (なだめるように。)まあ、まあ、そんな
短気は出さねえ方がいい。お前さんはそう一|途に決めていても、世の中の事というもの....
「箕輪心中」より 著者:岡本綺堂
こに泣き倒れているお米の肩をやさしくなでた。 「もし、お米さんとかいう子、お前も
短気はやめなんし。わたしはこう見えてもほかに立派な男がおざんす。ここの家《うち》....
「血ぬられた懐刀」より 著者:国枝史郎
背後から二本の腕が出て、萩野の肩を引っかかえた。 「ひとつ御相談にのりましょう。
短気はおやめなさりませ。死ぬほどの事情がありましても、生きられる事情にもなります....
「油絵新技法」より 著者:小出楢重
庭の土から直ちにライスカレーを採集して以って昼めしにあり付こうとする考えである。
短気は損気という言葉もある。ホルバインの素描における一本の線あるいはマチスの極端....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
」 と、彼の肩をおさえてむりに坐らせ、 「君はずいぶん短気だな。しかし、そんな
短気は必ずしも悪くない。実際、次郎君はこのごろ大人になり過ぎているんだ。少し怒り....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
ていない。また、それをやむを得ないことだとして弁護しようとも思っていない。怒りや
短気は、友愛塾の精神とは根本的に相いれないものなのだから、どんな事情のもとでも、....
「謀叛論(草稿)」より 著者:徳冨蘆花
はや最後の手段に訴える外はないと覚悟して、幽霊のような企がふらふらと浮いて来た。
短気はわるかった。ヤケがいけなかった。今一足の辛抱が足らなかった。しかし誰が彼ら....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ら、つくづくと悟ったもののようです。 ですけれども、天性の正直から来るところの
短気は、持って生れたもので、急にどうすることもできません。 血眼になって、あせ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
出して、それで命ぜられて、或いは頼まれて引受けた約束を無茶にすることほど、米友の
短気は没義道《もぎどう》な短気ではないはずです。 彼は口小言は言うけれども、そ....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
ににじりよって、わきからのぞきこんでいた一風宗匠、やにわに筆をもぎとって、
「
短気はそんき、とくがわの難題、なにおそれんや」
達筆です。一気に書き流した一....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
娘ならどんな官員のマダームといっておしだしても。交際ができるというくらい。そんな
短気は……。 篠「斎藤君のいうことだが。僕はその官員が嫌いになった。官員になった....
「悪魔祈祷書」より 著者:夢野久作
は私がチャンと存じておりますから、残らずお話し致しましょう。急いてはいけません。
短気は損気です……ああビックリした……。 飛んでもない事ですよ先生、ソレは……....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
だい所の登子・またとくに若御料(尊氏の一子・千寿王)らの足弱をおいて――そうした
短気はおこしえないところであった。 また、べつに淵辺をやッて、このどさくさ紛れ....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
歯を見せてせせらわらう。 無礼者っ。 と、柄の音でも聞かせてやりたくなるが、
短気は負けだと思うし、またそんなことをしても効果があるかどうかも、このばばには疑....