»
禍福を
「禍福を〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
禍福をの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
国の民間に行わるる暦書あり。毎年これを頒布して、その翌年中の天災地変、毎日の吉凶
禍福を前定す。しかしてこれを前定するの法は、古代の天文学家の推歩術によるといえど....
「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」より 著者:井上円了
ず。第四に、その声、よく他人の一身上もしくは一家の上に、まさに来たらんとする吉凶
禍福を予言すという。これまた、奇怪といわざるべからず。第五に、その声、よく他人の....
「迷信解」より 著者:井上円了
めの助けとなるまでじゃ。そのことは格別説明するに及ばぬことと思う。 人事の吉凶
禍福を前知する法は東西ともに行わるるも、シナ、日本にことに多いように思わる。その....
「妖怪学」より 著者:井上円了
ともに必然なりといわざるべからず。 つぎに、世間に伝うる、人為によりて人の吉凶
禍福を占定する方法を述ぶれば、易占、五行、干支、天源、淘宮、八門遁甲、九星、方位....
「妖怪学一斑」より 著者:井上円了
も極めて見やすきものでありまするが、少しく高尚にわたって知れ難いのは、人間の吉凶
禍福を前知することであります。 これには第一、天文が関係を有しておる。天文と人....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
、その社会のありさま等の諸事情を考察すれば、おのずからその将来受くるところの吉凶
禍福を卜定すべきをもって、卜筮者または予言者は、この事情を酌量して将来の運を告ぐ....
「妖怪報告」より 著者:井上円了
合すること、はなはだ怪しむにたえたり。しかりといえども、古来東洋の人、夢によりて
禍福を知り、夢に神託を受け、婦妻の遠征の良人を追慕し、夢の情感によりて妊孕せし等....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
触らし、愚民がそれを信ずる虚に乗じて、他の山妖水怪のたぐいが入り込んで、みだりに
禍福をほしいままにするのであろう。 繍鸞 父の先妻の張夫人に繍鸞という侍....
「世間師」より 著者:小栗風葉
れから、私を貢いでくれるその男は銭占屋というのだ。銭占判断といって、六文銭で吉凶
禍福を占うその次第書を、駿河半紙二切り六枚綴の小本に刷って、それを町の盛場で一冊....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
みついているのである。志呂足は山の神の行者で、病気を治し、悪魔疫病をはらい、吉凶
禍福を占う。バカに人の出入りが多いな、と思ったのは理りで、日中は山の神の信者が相....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
いう尼寺がございまして、それに美惠比丘尼という人が有りまして、能く人の未来の吉凶
禍福を示しますので、これに帰依する信者も多分にございます。この比丘尼は坐禅をいた....
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
の八月には屹度出るから心配するな、よいわ」 白「私は陰陽を以って世を渡り、未来の
禍福を占って人の志を定むる事は、私承知して居りますけれども、こればかりは気が付き....
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
薩の生活と四摂法とは他人の願い求める仕事を理解して、それを扶け誘導することです。
禍福を分かち、苦楽を共にするというのがそれです。しかし、お経にはかように菩薩の道....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
た松尾屋の失敗だと世間でいっているといった。すると父が、憤然として『あの松尾屋と
禍福を倶《とも》にする』ということは意外であるといって、この時ばかりは十分不平の....
「稲生播磨守」より 著者:林不忘
いうものがござりまして――。 矢沢 これなる奎堂先生は、帯剣の吉凶を相し、腰刀の
禍福を試みて、その言い当てるところ、万に一つの誤ちもござりませぬよし。 奎堂 い....