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穿り
「穿り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
穿りの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「春昼」より 著者:泉鏡花
けは、仕事が済んで、これから些とほまちに山を削ろうという料簡。ずかずか山の裾を、
穿りかけていたそうでありますが、小児が呼びに来たについて、一服遣るべいかで、もう....
「ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
悉しく細く、さし合のない処でさえあれば、話すのを、按摩も、そっちこっちから、根|
穿り葉
穿りして、聞いたんだそうですがね。――大師匠だと恐入っても、その場の事は察....
「詩語としての日本語」より 著者:折口信夫
せられたものは、実に夥しい数である。だが凡、こんな風にわれわれの理会力を逆立て、
穿り考えて見ても結局、到底わからない、と溜息を吐かせるに過ぎない。こう言う経験を....
「白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
空に投げ掛けている。 西へ西へと、伝わって、一山超えると、また一山が、鋭い鑿で
穿りぬいたように、大曲りに蜿ねった山稜を、連鎖にして、その果に突立っている、仰ぐ....
「槍ヶ岳第三回登山」より 著者:小島烏水
く、幅が闊く、辷りもするので、人の鳶口に扶けられて上った、雪のおもては旋風にでも
穿り返された跡らしく、亀甲形の斑紋が、おのずと出来ている、その下には雪解の蒼白い....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
の廊下のようなものが逶って付いてあります。彼の辺は皆垣が石のような処で、其処を切
穿りまして穴蔵|様な物が山の半腹にありまして、宛で倉庫の様になって居りますから、....