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組織立
「組織立〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
組織立の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
のと同一の調和と秩序を認めた。彼はその有名な著作茶経(茶の聖典)において、茶道を
組織立てたのである。爾来彼は、シナの茶をひさぐ者の保護神としてあがめられている。....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
それの終ったこの今まで、三人のとった行動は、恐ろしいほど冷静で、ちょうど為慣れた
組織立った仕事を、法則通りにやる人の、無感激さえ感じられた。 とはいえ、それら....
「征服の事実」より 著者:大杉栄
は進歩した。したがって征服の方法も発達した。暴力と瞞着との方法は、ますます巧妙に
組織立てられた。 政治! 法律! 宗教! 教育! 道徳! 軍隊! 警察! 裁判....
「転機」より 著者:伊藤野枝
天道様が見ていらっしゃる」くらいの強いられた、薄弱な拠り処では、彼等の受けている
組織立った圧迫には、あまりに見すぼらし過ぎる。それだから「乗ぜられ圧倒されるのが....
「科学論」より 著者:戸坂潤
の二つの科学的世界を比較して目立つことは、史的唯物論が自然弁証法に較べて、著しく
組織立った形にまで発達しているということである。だが一旦、ブルジョア社会科学の科....
「イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
える。例えば人々は云うであろう。理論は一定の問題を予想して之から出発して論理的に
組織立てられるに違いはない、一旦一定の問題を許せば後の事柄は論理が独りで決定出来....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
界観によって生まれたこのソクラテス以前の自然哲学は、何よりも唯物論的存在論として
組織立てられている。それを最もよく代表するのはデモクリトスの原子論であった。デモ....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
によって事実を救済することにあった。と云うのは諸事実は単にそのままの事実としては
組織立てられることが出来ないので、之を解明するに役立つべき概念の資格を、之に与え....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
力は限定的判断力。之に反してこのようにして出来た諸経験を順次に一層普遍的な体系に
組織立てて行く場合――そうしなければ吾々の自然認識は統一を持てない――、もはや必....
「明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
から各地に興行が起ってみるみる盛大に流行し、明治二十三年に禁止された。 一座が
組織立っていたせいか、今でも一番名が残っているのは山形県の斎藤女相撲団であろう。....
「正雪の遺書」より 著者:国枝史郎
び、天九郎勝長の槍を執って、忠弥はひとしきり防いだが、不意を襲われたことではあり
組織立った攻め手に叶うべくもなく、少時の後には縛に就いた。 この夜しかも同じ時....
「銀三十枚」より 著者:国枝史郎
も思わないがいいわ。食い付きなさいまし、お仕事にね。貴郎は可愛いお馬鹿ちゃんよ。
組織立ったことをさせるのは、それは無理と云うものよ。お信じなさいまし、妾をね」 ....
「丸の内」より 著者:高浜虚子
配人を殺す組織を感心するというと変に聞こえるが、それ程までにして郵便物を集配する
組織立った郵便事務に敬服する。 私は郵便物を自分で東京中央郵便局に持って行く事....
「宝永噴火」より 著者:岡本かの子
人のあの超人的な行業が誘発された能力に就いてのおよその見当がつく。けれどもそれは
組織立てた学問の概念生活の情熱を喚び起せる性質の人に多く恵むところの種類の聖典な....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
属して、次第にその数が殖えるに従って、その仲間のうちにそれぞれ階級が出来、一つの
組織立った団体となって、役々によって統率せられていたことを示しているのである。こ....