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総べ
「総べ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
総べの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菜の花」より 著者:小島烏水
るところに金色をした菜の花の光が、太陽の光線を反射している、菜の花の盛りの時は、
総べての物が、皆黄色となる、反射光線の強いのは、ちょうど雪のようだ、そして黄色の....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いうことを公認されておりました。この知恵第一というのが正銘の意味で、当時の学界を
総べての第一人者であったのです。単にその宗門においての第一の学者というだけではあ....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
大御心であるが、素朴・直接・人間的・肉体的で、後世の歌にこういう表現のないのは、
総べてこういう特徴から歌人の心が遠離して行ったためである。此御歌は万葉集中最高峰....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
。 只管《ひたすら》に願上ます。 これまでの行がかり上いろ/\な方面への責任等は
総べてを私が背負ひまして御迷惑はかけますまひ、一度拝眉心からお願したいと存じて居....
「グロリア・スコット号」より 著者:ドイルアーサー・コナン
、彼のもう一人の犠牲者の所へ出かけて行った。 そこでベドウスが暗号で「ハドソンが
総べてを話した。慈悲深き神よ、我々の命を守らせたまえ」と、ブルブルした読みにくい....
「詩語としての日本語」より 著者:折口信夫
、象徴派と自然派とを同時に歩んで居た者さえある。併しどちらかと言うと、我が国現在
総べての詩人の所属しているほど盛んな象徴主義も、やはり大なり小なり自然主義を含ん....
「壁の眼の怪」より 著者:江見水蔭
、容易に旅|画師には解けなかった。しかし段々問い詰めて見て、初めて分った。それは
総べて三面谷に伝わる古くからの迷信から発したのであった。 三面の女は、水に浴し....
「幼き頃の想い出」より 著者:上村松園
水滸伝だとか、八犬伝だとか、弓張月だとか、美少年録だとか、馬琴のものならほとんど
総べて揃って居たように記憶します。そうしてその※まれて居ました。 私の母は非常....
「ハイカラ考」より 著者:木村荘八
なる日本 全一冊 彩色表紙 定価郵税共金二十銭 著者は「滑稽」の二字、我社会の
総べてを形容し得可しとなし、而して其標本はハイカラーなりとし、漫罵冷嘲、縦横翻弄....
「知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
川のさまも凡ならぬに、此方の岩より彼方の岩へかかれる吊橋の事なれば、塗りたる色の
総べて青きもなかなかに見る眼|厭わしからず、瑞西あたりの景色の絵を目のあたり此処....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
ランドにおけるもっとも有名にしてもっとも貧しい伯爵を継いだのであった。が、それは
総べてではない。彼の運命を形づくった複雑な影響は、すでにその生誕に見ることができ....
「日を愛しむ」より 著者:外村繁
の小さな花を散りこぼしている。 静かである。珍しくラジオも停止している。まるで
総べてが弛緩してしまったような静けさである。また、あまりにも適当な温度のため、感....
「澪標」より 著者:外村繁
上ることもある。表面張力の理を知る由もなかった私は、軽業師のような早業の秘密は、
総べてあの細長い脚にある、と思いこんだりもした。黒胡麻のような水すましも隅の方に....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
ようにするのが世間のしきたりだからという単なる理由だけでは、何も青年男女の殆んど
総べてが時期に後れまじと吸い付けられるように結婚するわけがありません。 それは....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
年十月に、「左右京職・東西悲田に勅し、並びに料物を給して、島田及び鴨河原等の髑髏
総べて五千五百余頭を焼かしむ」との事が「続日本後紀」に見えている。この島田すなわ....