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繰合
「繰合〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
繰合の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「職業婦人気質」より 著者:吉行エイスケ
いる店に電流を通じて、その日のスケジュールをつくるために店員たちと約束客の時間の
繰合わせについて打合せを始めた。 午前九時前であった。 ――ちょいと君はこんど....
「ヰタ・セクスアリス」より 著者:森鴎外
。 翌日それを第一面に載せた新聞が届く。夜になって届いた原稿であるから、余程の
繰合せをしてくれたものだということは、僕は後に聞いた。霽波の礼状が添えてある。 ....
「明暗」より 著者:夏目漱石
ていいか、そこは彼女にもまるで解らなかった。
「いつだって構やしないんでしょう。
繰合《くりあわ》せさえつけば」
彼女はさも無雑作《むぞうさ》な口ぶりで津田に好....
「不審庵」より 著者:太宰治
頃|昵懇の若き朋友二、三人を招待仕り、ささやかなる茶会を開催致したく、貴殿も万障
繰合せ御出席然るべく無理にもおすすめ申上候。流水濁らず、奔湍腐らず、御心境日々に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うように買いかぶってしまったものです。
そこで、次から次と、道庵滞名中の時間を
繰合わせて、例のお数寄屋坊主を進行係に立てて、道庵先生の閲覧を仰ぐべきプログラム....
「ラジオ雑感」より 著者:寺田寅彦
に多い。もしも、これが、どこかへ演奏会を聴きに行くのだと、来客は断れるし、仕事は
繰合せて、そうして定刻前には何度も時計を見るであろう。しかしこれがラジオであるた....
「暗号舞踏人の謎」より 著者:ドイルアーサー・コナン
CE"(すぐに来い)と云うだけのことだよ、いくら何でもこの招待状では、彼は万障を
繰合せても来ると思ったのさ。何しろこうしたものを書ける者は、夫人以外には無いのだ....
「魔都」より 著者:久生十蘭
と思っていたんだが、やっぱりそうだった。あいつら岩井の眼をぬすんでよほど前から乳
繰合っていやがったんだ。……粋をきかせるどころか、飛んだ大濡場だ。隣りの部屋に岩....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
。 それから主人は、日ごとというように精養軒通いを始めました。非常に忙しい中を
繰合せて行くのです。次兄はまだ学生ですし、語学も不十分です。兄は厳しい人目があり....
「三枚続」より 著者:泉鏡花
ういうことになっておるですから、」 「へい、ごもっとも様ですが、そこン処をそのお
繰合せ下さいまして。」 「たってお逢いなさりたい※」と鴨川|大人きっぱりとなる。....
「増長天王」より 著者:吉川英治
も巧者でしょうが、女にかけてもするどい野郎で、いつの間にか、師匠の娘とあの通り乳
繰合っているんです」 「まあいいではないか、いずれ久米一も娘の棗に、婿をとらねば....