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「聞届け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

聞届けの前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
婦系図」より 著者:泉鏡花
天人とも、山の端の月の光とも思って、一生の思出に、莞爾したいと云うのですから、お聞届け下さると、実に貴女は人間以上の大善根をなさいます。夫人、大慈大悲の御心持で....
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
に頼み置きたき事がござる、悪人の丈助ゆえ、お聞き済みがなければ止むを得ざれど、お聞届け下されば忝ない、清次殿どうして貴殿は僕が助右衞門殿を殺したことを御存じでご....
みちの記」より 著者:森鴎外
服のものはもらすことなかりき。また豊野の停車場にては、小荷物|預けんといいしに、聞届けがたしと、官員がほしていいしを、痛く責めしに、後には何事をいいても、いらえ....
貝の穴に河童の居る事」より 著者:泉鏡花
、姫神、任侠の御気風ましまし、ともあれ、先んじて、お袖に縋ったものの願い事を、お聞届けの模様がある。一たび取次いでおましょうぞ――えいとな。…… や、や、や、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、全く委細を申し上げている暇はございませんのですから、只今のお願いだけを直ぐにお聞届け下さいまし」 「ではまあ、そのまま、お待ち下さいませ」 おかみさんは、人....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
がやって来て、 「御免下さいませ、さきほど、使を以てお願いに上らせましたのを、お聞届け下されて有難う存じます、その節、併せてお願いを致しました通り、少々怪我を致....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
、しかし、私方にもこの際、一つのお願いの儀がござりまするが、幾重《いくえ》にもお聞届けのほど願わしうござりまする――と鈴木殿が、水野閣老に改まって申し出でたもの....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ござりまして……」 「何事じゃ」 「まことに恐れ入りまする儀ではござりますが、お聞届けの儀をひらにお願い仕《つかまつ》りまするでございます」 「は、は、は、お願....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
遂に藩主は世子に世を譲りたいと思い立たれその旨を幕府に出願された。そして、それが聞届けになるべき様子が知れたので、予《かね》て朝廷と幕府のお召もあったから旁《か....
興津弥五右衛門の遺書」より 著者:森鴎外
さて今年御用相片づき候えば、御当代に宿望言上いたし候に、已みがたき某が志を御聞届け遊ばされ候。十月二十九日朝|御暇乞に参り、御振舞に預り、御手ずから御茶を下....