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脚の
「脚の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
脚のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大導寺信輔の半生」より 著者:芥川竜之介
る前に、「どうぞ御ゆっくり。あすこに椅子《いす》もありますから」と言った。成程二
脚の肘《ひじ》かけ椅子は黒ずんだ縁側《えんがわ》に並んでいた。が、それ等は腰の高....
「お時儀」より 著者:芥川竜之介
あし》は、――やはり銀鼠の靴下《くつした》に踵《かかと》の高い靴をはいた脚は鹿の
脚のようにすらりとしている。顔は美人と云うほどではない。しかし、――保吉はまだ東....
「羅生門」より 著者:芥川竜之介
うとう、老婆の腕をつかんで、無理にそこへ※《ね》じ倒した。丁度、鶏《にわとり》の
脚のような、骨と皮ばかりの腕である。
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ....
「馬の脚」より 著者:芥川竜之介
てヘンリイ・バレットの脚を取り寄せよう。」
「いや、それは駄目でしょう。漢口から
脚の来るうちには忍野君の胴《どう》が腐ってしまいます。」
「困る。実に困る。」
....
「或る女」より 著者:有島武郎
の男の太い首から広い肩のあたりをじっと見やりながらそのあとに続いた。
二十四五
脚の椅子《いす》が食卓に背を向けてずらっとならべてある食堂の中ほどから、横丁《よ....
「カインの末裔」より 著者:有島武郎
出かけて行った。いくらでもいいから馬を買ってくれろと頼んで見た。帳場はあざ笑って
脚の立たない馬は、金を喰う機械見たいなものだといった。そして竹箆返《しっぺがえ》....
「星座」より 著者:有島武郎
黄色く光る障子を背景にして、黒子《ほくろ》のように黒く点ぜられたその蝿は、六本の
脚の微細な動きかたまでも清逸の眼に射しこんだ。一番前の両脚と、一番後ろの両脚とを....
「悠々荘」より 著者:芥川竜之介
の上には蘭科植物を植えるのに使うコルク板の破片も載せてあった。 「おや、あの机の
脚の下にヴィクトリア月経帯の缶もころがっている。」 「あれは細君の……さあ、女中....
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
自分の衷に見出した。ここは居心がいい。仕事を始めるに当って、先ず坐り心地のいい一
脚の椅子を得たように思う。私の仕事はこの椅子に倚ることによって最もよく取り運ばれ....
「クララの出家」より 著者:有島武郎
がらもこの恐ろしい魔術のような力に抵抗しようとした。破滅が眼の前に迫った。深淵が
脚の下に開けた。そう思って彼女は何とかせねばならぬと悶えながらも何んにもしないで....
「『聖書』の権威」より 著者:有島武郎
ですがりついて凡ての誘惑に対する唯一の武器とも鞭撻とも頼んだその頃を思いやると立
脚の危さに肉が戦きます。 私の聖書に対する感動はその後薄らいだでしょうか。そう....
「歯車」より 著者:芥川竜之介
もしませんで」と言われ、当惑したことを覚えている)それからもう故人になった或|隻
脚の飜訳家もやはり銀座の或煙草屋に第二の僕を見かけていた。死は或は僕よりも第二の....
「赤いくつ」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
りかなしく自分のせまいへやにはいっていきました。そのへやは、カレンのベットと一|
脚のいすとが、やっとはいるだけの広さしかありませんでした。そこにカレンは、さんび....
「醜い家鴨の子」より 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
いったん水の中に頭がかくれましたが、見る間にまた出て来ます。そしていかにも易々と
脚の下に水を掻き分けて、見事に泳ぎ廻るのでした。そしてあのぶきりょうな子家鴨もみ....
「罪人」より 著者:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ
る。もしこの椅子のようなものの四方に、肘を懸ける所にも、背中で倚り掛かる所にも、
脚の所にも白い革紐が垂れていなくって、金属で拵えた首を持たせる物がなくって、乳色....