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「腕っ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

腕っの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
星座」より 著者:有島武郎
かと俺はいうた。足の裏はもとより丈夫だが、脛っぷし――というものがあるかないか、腕っぷしがある以上はありそうなものだ――だって丈夫だからな。俺はこれをサンキロテ....
入れ札」より 著者:菊池寛
郎 ふうん。そうかなあ。式作法は稲荷の兄いに教わったかも知れねえが、あの度胸骨と腕っ節は、まさか教わりゃしねえだろうねえ。 九郎助 (ちょっと色をかえて)何だと....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
ばかりの寺男がいる。そのなかで最も眼をつけられたのは周道であった。かれは年の割に腕っ節が強く、自分でも武蔵坊弁慶の再来であるなどと威張っている。きっとこいつが化....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
て番所へ突き出そうと思って、不意にその利き腕をとって捻じあげると、伝蔵もなかなか腕っ節の強い奴で、振り払って掴み合いになりましたが、あの辺は路が悪い、霜どけ道に....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
が、唯そのお紺が犬を連れているというので少し困りました。そこで、庄太の近所にいる腕っ節の強い男を味方にたのんで、人間も犬も一緒に片付けてしまったんです。それでも....
応仁の乱」より 著者:菊池寛
未聞のことなり」 そして更に、これは今の武士が武芸を怠った為に、足軽が数が多く腕っ節が強いのを頼み、狼藉を働くのであって、「左もこそ下剋上の世ならめ」と憤慨し....
かんかん虫」より 著者:有島武郎
ら無えが、一と眼見ろ、カチヤって奴はそう行く筈の女なんだ。厚い胸で、大きな腰で、腕ったら斯うだ。 と云いながら彼は、両手の食指と拇指とを繋ぎ合わせて大きな輪を....
風と光と二十の私と」より 著者:坂口安吾
分で乳をしぼって、配達していたが、一年落第したそうで、年は外の子供より一つ多い。腕っぷしが強く外の子供をいじめるというので、着任のとき、分教場の主任から特にその....
染吉の朱盆」より 著者:国枝史郎
。ほんとに岡目八目さ」 これがこの男の口癖である。その本名は綱吉といい、非常に腕っこきの岡引であった。 一つ二つ例を挙げてみよう。 一人の女が訴え出た。 ....
二都物語」より 著者:佐々木直次郎
イアル・ジョージ旅館で初めて知り合って、その後その時よりは親しくなっていた、例の腕っ節の強い、荒っぽい、赭い顔の婦人、プロス嬢★の発したものであった。 「わたし....
前記天満焼」より 著者:国枝史郎
、パチ、パチと弾き出した。 岡引の松吉は三十五歳、働き盛りで男盛り、当時有名な腕っコキで、十人以上の乾兒もあったが、どうしたものか独身であった。そうして彼は変....
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
名して代官松――などと人は呼んだりした。乾児も七、八人持っていて、目明し仲間での腕っこきであった。 「あ、やりおった、またやりおった、ずいぶんりっぱにはたくなあ....
入れ札」より 著者:菊池寛
分の足手|纒いじゃねえか。籤引なんか、俺あ真っ平だ。こんな時に一番物を云うのは、腕っ節だ。おい親分! くだらねえ遠慮なんかしねえで、一言、嘉助ついて来いと、云っ....
来り人の地位と職業」より 著者:喜田貞吉
って、もしくは家を建ててもらって、村人の為に使い歩きや物の取片付けや、火の番や、腕っ節の強いものならば泥棒に対する警固やなどの如き、村人のいやがる職務を引受けて....
融和問題に関する歴史的考察」より 著者:喜田貞吉
取強盗の恐るべきものともなります。いわんや世を詛い、時を憤る、元気の盛んな、かつ腕っ節の強い連中が、一方にはたまたま免れて、不義の富貴に太平楽を極めこんでいるも....