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臥さ
「臥さ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
臥さの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
入ったは名高い談《はなし》で後趙の竺仏調は山で大雪に会うと虎が窟を譲ってその内に
臥さしめ自分は下山した、唐の僖宗の子普聞禅師は山に入って菜なきを憂うると虎が行者....
「出家とその弟子」より 著者:倉田百三
だよ……(顔色が悪くなる) 勝信 お臥っていらっしゃいませ。(親鸞を助けて寝床に
臥させる)お苦しゅうございますか。 親鸞 うむ水を飲ませておくれ。 勝信 (湯飲....
「観画談」より 著者:幸田露伴
いなかった。またいくらも近い頃の人にも、死の時のほかには脇を下に着け身を横たえて
臥さぬ人のあることをも知らなかったのだから、吃驚したのは無理でもなかった。 老....
「ラ氏の笛」より 著者:松永延造
再び動き出した……」と、悲しそうに私の方を振り向いて呟いた。 「それより、静かに
臥さねば……」と、私も亦落ちつかぬ心で彼れへ言った。 「私の国では、寝た儘で祈る....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
舎《こや》を敲《たた》くと、歓び入れてあるたけの飲食《おんじき》を施し、藁の床に
臥さしめ、己は土上に坐し終夜眠らず、襦袢を作って与え、朝食せしめて村外れまで送っ....
「ウィリアム・ウィルスン」より 著者:佐々木直次郎
ス語であるが、昔、普通の審問に答弁しない罪人に科したものであって、罪人を俯伏せに
臥させてその上に重いものを載せ、白状しなければ死ぬまでそうしておいたという残酷な....
「男女交際より家庭生活へ」より 著者:宮本百合子
になった子でない、ほんの嬰児は、多くの場合、彼等の小さい揺籃《クレードル》の中に
臥されています。母親は傍に椅子を引寄せて、あやしながらでも、体は自由に仕事が出来....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
子が奥へ行かれるのは一ヶ月六回に限られていた。その他は病気があっても、表の居間で
臥されるので、奥へ行く事は出来ない。そうしてこの六回も昼間ではなく、六ツ時後の夜....
「女大学評論」より 著者:福沢諭吉
権利を護らんことを勧告するものなり。 又云く、古の法に女子を産めば三日床の下に
臥さしむと言えり。是れも男は天に比《たと》え女は地に象る云々と。是れ亦前節同様の....
「女性の諸問題」より 著者:倉田百三
足りなさである。 二 母性愛 私の目に塵が入ると、私の母は静かに私を
臥させて、乳房を出して乳汁を目に二、三滴落してくれた。やわらかくまぶたに滲む乳汁....
「少年連盟」より 著者:佐藤紅緑
のたんかで婦人はまもなく、一同の手によって、左門洞へ運ばれた。 ベッドの上に安
臥させられた婦人は、一時間ばかりしてぱっちりと目をさました。かの女はふしぎそうに....
「墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
たから、もはや私はそれからのことを覚えない。物慣れた看護婦が注射をして、病人を安
臥させる。これではもう、話も何もあったものではない。あんまり話に身を入れ過ぎたの....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
。
歌う女の群
われ等、主にまつろへる女子は
香料を
み体に塗りまつり、
臥させまつりぬ。
巾をもて、紐をもて
清らに裹みまつりぬ。
さるを、あなや、主の....
「三稜鏡」より 著者:佐左木俊郎
た。私は、博士が丁度留守だったので、早速、令嬢を研究室に連れ込み、手術台の上に仰
臥させた。私を信じきっている令嬢は従順に、而も少しの恐怖をも抱かずに、手術台の上....
「澪標」より 著者:外村繁
踵を立てて下さい」 医者はそのとく子の腹部を開き、巻尺を当てた。更にとく子を仰
臥させ、医者はその胸部を繰り返し打診した。 しかしこの診察の結果、とく子は心臓....