» 表を張

「表を張〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

表を張の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
手柄の丸髷で、何だか、はれぼったい、瞼をほんのりと、ほかほかする小春日の日当りに表を張って、客欲しそうに坐っているから。…… 羽織も、着ものも、おさすりらしい....
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
奕が好きでございまして、身代を遂に痛め、此者の母も苦労して亡りました、斯うやって表を張ては居りますが、実は苦しい身代でございます、ところが此のお嬢様が先達て宿賃....
ムツェンスク郡のマクベス夫人」より 著者:神西清
合ってるというじゃないか……」 「そいつはもう、隠れもない語り草さ」と青もめんで表を張った毛皮外套の男が応じた。――「現に今晩だって、お寺にや姿を現わさなかった....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
訊ねると、番頭の答えはまた、甚だ漠としたもので、 「ご覧の通り、手前どもの店は、表を張っておりませぬし、薬草は山で製り、売子は春秋の二回に、仕入れた荷を背負って....