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言聞か
「言聞か〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
言聞かの前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「活人形」より 著者:泉鏡花
だ。ええ、忌々しい、めそめそ泣いてばかりいやあがる。これお録、媒灼人役だ。ちと、
言聞かしてやんな。老婆は声を繕いて、「お嬢様、どうしたものでございますね。御婚礼....
「朱日記」より 著者:泉鏡花
宮浜が急に病気になったから今手当をして来る。かねて言う通り静にしているように、と
言聞かしておいて、精々落着いて、まず、あの児をこの控所へ連れ出して来たんだ。 ....
「南地心中」より 著者:泉鏡花
すんだってね。」 五 「ええ、そうですよ。その時、願事を、思込んで
言聞かせます。そして袋の口を解くと、にょろにょろと這出すのが、きっと一度、目の前....
「夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
す。 宅膳 (ずっと出で)こりゃ、お百合、見苦しい、何をざわつく。唯今も、途中で
言聞かした通りじゃ。汝に白羽の矢が立ったで、否応はないわ。六ヶ村の水切れじゃ。米....
「湯女の魂」より 著者:泉鏡花
らない、何思い切れないのだな、それならそれで可いようにして上げようから。」 と
言聞かしながら、小宮山の方を振向いたのでありまする。 「お客様、お前は性悪だよ、....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
けれどもさもなければ一文も遣ることは出来ない。この後は決してそんな事を言うな」と
言聞かせますと先生幾分か疑いが融けたらしい。
というのはもし私がそんならお前に....
「オリンポスの果実」より 著者:田中英光
なた達から好意を持たれているのを意識しているだけ、なにか気の利《き》いた文句を一
言聞かせたく、その為《ため》だけでも浮々《うきうき》と皆《みんな》を迎《むか》え....
「あらくれ」より 著者:徳田秋声
も経《た》ってからであった。
お島はおとらが、その頃のことを何かのおりには作に
言聞かせているのを善く聞いた。おとらは兄夫婦が、汽車にも得乗《えの》らず、夏の暑....
「明治美人伝」より 著者:長谷川時雨
お前方も成長《おおき》くなるが、間違ってもこんな真似をしてはいけないという意味を
言聞かして、涙|一滴《いってき》こぼさなかったのは、気丈な婆さんだと書いてあった....