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請出
「請出〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
請出の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文七元結」より 著者:三遊亭円朝
私の手許へ置くと思うと、お前に油断が出るといけないから、精出して稼いで、この娘を
請出《うけだ》しに来るが宜いよ」 長「へえ私《わっち》も一生懸命になって稼ぎや....
「根岸お行の松 因果塚の由来」より 著者:三遊亭円朝
「それじゃア少尉もおなじことよ、お前《めえ》も欲のねえ女じゃねえか、ハイと云って
請出《うけだ》されて見ねえな、立派な奥様と言われてよ、小女ぐれえ使って楽にしてい....
「家」より 著者:島崎藤村
夫はさ程遠くは行っていなかった。国に居る頃から夫が馴染の若い芸者、その人は新橋で
請出されて行って、今は夫と一緒に住むとのことであった。 「大方、そんなことだらず....
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
、金はあり、この三粋人と共に遊んで四天王と呼ばれ、数年前に吉州という評判の名妓を
請出し、ふっと姿をかくした利左衛門、それが、まさか、と思えども見れば見るほど、よ....
「松と藤芸妓の替紋」より 著者:三遊亭円朝
お父さんのお位牌でも立てさせたいと思い、また私は別に兄弟も何もないから、此の娘を
請出して私の妹分に為たいというは、此の娘の様な真実者なら、私の死水も取ってくれよ....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
れども、私が大金を出して、多分の金も有る身の上では無いが、彼の借財を返して遣り、
請出した恩誼も有るからよもやと思います、彼の時など手を合せて、私は生涯|此地に芸....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
龜という芸者|揚句の、妙齢の、今は娼妓をして居るのを二三度買って、それを近いうち
請出して女房にするから帰れと云うから、何うしても帰る事は出来ません、何うも江戸の....
「後の業平文治」より 著者:三遊亭円朝
て、九死一生の難儀をしたが、肌身離さず持っていた金は失わぬ、さアこの金子でお浪を
請出し、そちは後からまいれ、礼は江戸で致すぞよ」 國「そんなら旦那様、折角の御....
「被尾行者」より 著者:小酒井不木
の品物の整理係をつとめているので、こんど整理の日が来るまでにお金を作って質屋から
請出し、そのままもとにかえして置けばよい、こう単純に考えて暮して来たのだが、それ....