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諸手を
「諸手を〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
諸手をの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縷紅新草」より 著者:泉鏡花
と思え。」 というままに、頸の手拭が真額でピンと反ると、棒をハタと投げ、ずかと
諸手を墓にかけた。袖の撓うを胸へ取った、前抱きにぬっと立ち、腰を張って土手を下り....
「おとずれ」より 著者:国木田独歩
だわが言うべきを言わしめたまえ、貴嬢のなすべきことは弁解を力むることにはあらで、
諸手を胸に加え厳かに省みたもうことなり、静かにおのが心を吟味したもう事なり、今わ....
「活人形」より 著者:泉鏡花
と睨附くれば、お藤は声を震わして、「そればっかりは、どうぞ堪忍して下さいまし。と
諸手を合すいじらしさ。「応、肯かれないな。よし、肯かれなきゃあ無理に肯かすまでの....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
転がった。 その次には、 「この悪戯者めが」 と、叱りながら、城太郎の腰帯へ
諸手をかけて、武蔵は、自分の頭の上に、高々と差し上げてしまった。 そしてまた、....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
りの奥行の差を現わしているように見える。 で、やんわりと棘をたてずに、お十夜の
諸手を抜けて、法月弦之丞。 「おお、旅川周馬――天堂一角――お十夜孫兵衛殿――い....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
して、悪意を持つ者ではございませぬ。かくのとおり……」と、男は帯前を叩き、さらに
諸手を開いてみせながら「身に寸鉄も帯びてはいません。いやいや、とばかりではまだ信....