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財政の
「財政の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
財政のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
うど上京中であった星野直樹氏(私は未だ面識が無かった)から、大蔵省の局長達が日本
財政の実情につき私に説明したい希望だと伝えられたが、私はその必要はない旨を返答し....
「金魚撩乱」より 著者:岡本かの子
わ」 これと前後して鼎造の手紙が復一に届いた。それには、正直に恐慌以来の自家の
財政の遣り繰りを述べ、しかし、断然たる切り捨てによって小ぢんまりした陣形を立直す....
「ドーヴィル物語」より 著者:岡本かの子
て叫んで来たが一向行われ無い。寧ろカジノは国内に増すばかりである。「世界大戦後の
財政の立直るまで」と云い訳して来た財務当局の口実も意味をなさぬ今日に於ては、なお....
「巴里の唄うたい」より 著者:岡本かの子
イートソロから陽気な揶揄の諧調へ弾み上ったことが証拠立てられた。このとき他の国の
財政の慌てふためきをよそにフランスへは億に次ぐ億の金塊がぐんぐん流れ込んでいた。....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
にお台場を築くことになった。空前の大工事であるから、その費用もおびただしい。その
財政の窮乏を補うために、ことしの一月から新吹きの一朱銀を発行したので、俗にこれを....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
る。また人を五、六人も雇い運び賃を払うて運ばせるのもあるです。
ついでに
財政の事について説明します。チベット政府の財政は非常に錯雑してよく分りかねるのみ....
「四条畷の戦」より 著者:菊池寛
、有頂天になるのは無理もないが、余りにも公卿第一の夢の実現に急であった。窮迫した
財政の内から、荘厳なる大内裏の造営を企てたりした。其他地方官として赴任した彼等の....
「道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
によっても察せられよう。また称徳天皇崩御の後を承け給うた光仁天皇が、御一代間行政
財政の整理に没頭し給うたという事の如きも、彼が在朝中にいかに多く行政
財政の紊乱を....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
より出でたる青年者は実に日本における経済学の拡張者たり。第一期にありておもに経済
財政の学を講じたる学者は今の元老院議官神田孝平氏なりといえども、その後政府に事え....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
切外出しないのでした。 三十三年一月に兄から母へ寄せた手紙の一節に、「小金井氏
財政の事ども承知いたし候」とあり、「当郡病院長澄川といふもの参り話に小金井は咯血....
「増上寺物語」より 著者:佐藤垢石
なかったのである。役者は、また白刃の前に怯えた。震える声で役者はおそるおそる寺の
財政の現状について述懐し、何としても即刻融通をつけるという訳には行かぬ有りさまを....
「子規居士と余」より 著者:高浜虚子
事は小生の奮発より成るものにて他人を強うる事は出来不申候故左様御承知|被下度候。
財政の事につきては一向様子分らず候えども収支償わずとありてはもとより分別せざるべ....
「惜別」より 著者:太宰治
。僕にはそんなにお金は無いよ。君は、いったい、いくら持っているんだい。まず自国の
財政の見とおしをつけて置かなければ、戦争は不安だ。早く調べて、報告してくれ。」 ....
「田舎教師」より 著者:田山花袋
まいて戸外に荒るるすさまじい冬の音を聞いていたが、こうした時に起こりかけた一家の
財政の話が愚痴っぽい母親の口から出て、借金の多いことがいく度となくくり返された。....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
小作人がだんだん土地を返上して来たので、地主は自作するより外途がなくなった。この
財政の困難ということが、レーリーをしてケンブリッジの教授としての招聘に応じさせた....