» 踏越え

「踏越え〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

踏越えの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
唄立山心中一曲」より 著者:泉鏡花
、郵便局もありましたっけが、それなんぞも焼けていたんでございましてね。 山坂を踏越えて、少々|平な盆地になった、その温泉場へ入りますと、火沙汰はまた格別、……....
二葉亭余談」より 著者:内田魯庵
買った処へ、終列車が地響き打って突進して来た。ブリッジを渡る暇もないのでレールを踏越えて、漸とこさと乗込んでから顔を出すと、跡から追駈けて来た二葉亭は柵の外に立....
夏の花」より 著者:原民喜
年前、神経質な父が建てさせたものであった。 私は錯乱した畳や襖《ふすま》の上を踏越えて、身につけるものを探した。上着はすぐに見附かったがずぼんを求めてあちこち....
火の唇」より 著者:原民喜
もうここにはなさそうだ。火事場の跡のここは水溜《みずたま》りなのか。 水溜りを踏越えたかと思うと、彼の友人が四つ角のもの蔭《かげ》で「夜の女」と立話している。....