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野々
「野々〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
野々の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「湯女の魂」より 著者:泉鏡花
、見込まれるような金子も持たずさ、足も達者で一日に八里や十里の道は、団子を噛って
野々宮|高砂というのだから、ついぞまあこれが可恐しいという目に逢った事はないんだ....
「長篠合戦」より 著者:菊池寛
一旦退いたものの直ちに引返して、手勢わずか八十をもって三の柵際に来り、前田利家、
野々村三十郎等の鉄砲組の備えを追散らして居た。勇将の下弱卒なしである。が、敵は近....
「かくれんぼ」より 著者:斎藤緑雨
はちくと気を留めしも小春ある手前格別の意味もなかりしにふとその後俊雄の耳へ小春は
野々宮大尽最愛の持物と聞えしよりさては小春も尾のある狐欺されたかと疑ぐるについぞ....
「桜花を詠める句」より 著者:杉田久女
のである。 花衣ぬぐやまつはる紐いろ/\ 久女 嵐山の枯木もすでに花曇り 同
野々宮を詣でじまひや花の雨 同じ (「花衣」二号 昭和七年四月)....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
き者は弟妹の如くで、じつに和気|靄々たるものがあった。私は宮崎湖處子、金子馬治、
野々村戒三等の早稲田派は申すまでもないが、矢島楫子女史、大関和子、三谷民子女史と....
「夏目漱石先生の追憶」より 著者:寺田寅彦
の話をした。それをたった一ぺん聞いただけで、すっかり要領をのみ込んで書いたのが「
野々宮さん」の実験室の光景である。聞いただけで見たことのない実験がかなりリアルに....
「三四郎」より 著者:夏目漱石
いで結んである。肝心《かんじん》の名前を忘れたとみえて、欄外というようなところに
野々宮《ののみや》宗八《そうはち》どのと書いてあった。この欄外にはそのほか二、三....
「自殺を買う話」より 著者:橋本五郎
とり直した。 ――自殺買いたし、委細面談。但し善良なる青年のものに限る。××町
野々村――。 私が驚いたのは、その要件の奇抜よりも、該広告主の姓名に於てだ。×....
「樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
か》に恋に苦しむのを、恋愛の至上と思っていたらしい。 彼女を恋に導いた友達――
野々宮某女は、思いあがった彼女の誇りを利用して、巧みに離間しようとして成功した。....
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
屋でイバニエスを売る。二十銭にうれる。四十銭が二十銭に下落してしまった。九段下の
野々宮写真館のとなりの造花問屋で女工募集をしている。何しろ手さきが不器用だから…....
「「愛と死」」より 著者:宮本百合子
き出されている「愛と死」の夏子の愛くるしさは躍如としているし、その愛らしい妹への
野々村の情愛、夏子を愛する村岡の率直な情熱、思い設けない夏子の病死と死の悲しみに....
「婦人と文学」より 著者:宮本百合子
やかに送り迎えられる一日一日ではなかったろう。 二十四年の四月十五日に、友達の
野々宮菊子の紹介で、初めて半井桃水に会うことになった。半井の妹を菊子が知っている....
「肌の匂い」より 著者:三好十郎
と言うべきか。なぜなら、その中の一人は既に死亡していた。終戰まぎわの空襲で燒死。
野々宮キミ、二十六歳。その事を自分に語つてくれたのは、四人中の一人の椎名安子。 ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
けない倖せとしなければならない。……しょせん、お目にもかかれまいと、ゆうべまでは
野々宮の女院の深くにただ悲しみ沈んでいたのである。 ところへ、佐々木道誉と名の....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
や兵器を買いこむため、一時、蜂須賀家を利用した抜荷屋のともがらが、いまだに近海の
野々島、出羽島、弁天島あたりに巣を食っていて、手のつけられない海辺漂泊者となって....