» 間を持た

「間を持た〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

間を持たの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
ない金色の夢は忽《たちま》ち空中に出現するのである。彼等も実は思いの外、幸福な瞬間を持たぬ訣《わけ》ではない。 告白 完全に自己を告白することは何人....
神秘昆虫館」より 著者:国枝史郎
眼では四方をジロジロ見廻わし、ちょっとの油断もしなかった。そうして心で考えた。「間を持たせて様子を見てやろう」そこで悠々と云い出した。「それはそれとして南部氏、....
三十歳」より 著者:坂口安吾
て、そのためにフミキリのつかなくなった私は、よけいに苛々ジリジリと虚しい苦痛の時間を持たねばならなかった。だから私が、出ましょう、とうながして、私の部屋へ行きま....
次郎物語」より 著者:下村湖人
、とてもできませんし、ただ塾生たちに、朝夕少なくとも二回は、おちついて内省する時間を持たせたい、と、まあ、そんなような軽い気持ちで、静坐をやらしているわけなんで....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
べきものではない。革命者は常に道を急がなければならない、進歩はむだに費やすべき時間を持たない。意外のことにも驚かないようにしようではないか。不意を襲われないよう....
日記」より 著者:宮本百合子
うかして、一日のうち幾時間かは、まるで自分の境遇に無関係なものをよみ、或は書く時間を持たなければいけない。それでないと、よくある、自己の境遇だけにかぎられて、つ....