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頭抜け
「頭抜け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
頭抜けの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白峰山脈縦断記」より 著者:小島烏水
架けた木橋を渡って、能呂川の対岸に出ると、北岳が頭を圧すように、近く空を劃って、
頭抜けている、「あの山の頂を踏んだ」という誇が、人々の顔にまざまざと読まれた。 ....
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
噴出する前から、そこに居並んで、もっとも若い富士が、おどろくべく大きく生長して、
頭抜けてくるのを見つめていた山たちである。今後もそうやって見守っているであろう。....
「青春論」より 著者:坂口安吾
いなものを唸ったりしていたのを思いだすが、堂々たる男の貫禄が舞台にみち、男の姿が
頭抜けて大きく見えたばかりでなく、女達が男のまわりを安心しきって飛んでいる蝶のよ....
「日本文化私観」より 著者:坂口安吾
の建築が成立っている。町家の中でこれを見ると、魁偉であり、異観であったが、然し、
頭抜けて美しいことが分るのだった。 聖路加病院の堂々たる大建築。それに較べれば....
「「刺青殺人事件」を評す」より 著者:坂口安吾
、読むに堪えないものである。 日本では、横溝君が、トリックの構成、文章ともに、
頭抜けており、外国の探偵作家と並んでヒケをとらない充分の力量をそなえている。江戸....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
ッてウナギ屋知ってるかい」 ときいてみると、知らない。この店は熱海の食物屋では
頭抜けたもので、小田原も三島も及ばぬ。東京も、ちょッとこれだけのウナギを食わせる....
「推理小説論」より 著者:坂口安吾
ないのである。 概してこの条件を外れることの少いのは、アガサ・クリスチー女史が
頭抜けており、まさに一頭地をぬく大天才である。 しかし、横溝正史も病身をおかし....
「私の探偵小説」より 著者:坂口安吾
で、クリスチイは諸作概して全部フェアであり、ヴァン・ダインでは、「グリーン家」が
頭抜けており、クイーンでは「Yの悲劇」が彼の作なら(江戸川氏からおうかがいした)....