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魂を入れ
「魂を入れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
魂を入れの前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「カインの末裔」より 著者:有島武郎
「小作料の一文も納めないで、どの面《つら》下げて来臭《きくさ》った。来年からは
魂を入れかえろ。そして辞儀の一つもする事を覚えてから出直すなら出直して来い。馬鹿....
「かんかん虫」より 著者:有島武郎
云わ無えさ、云わ無えが人じゃ無えと云ったんだ。 其の神様ってえのが人間を創って
魂を入れたとある。魂があって見れば善と悪とは……何んとか云った、善と悪とは……何....
「猿飛佐助」より 著者:織田作之助
檀、丁香、水銀郎の細末を混じた眠り薬を仕掛けたものであるとは知らぬが仏を作って、
魂を入れるための駄洒落もがなと、咄嗟に、 「来るか鈴鹿の山賊共!」 と言う言葉....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
君主だ。
当代は治めようともせず、治める力もない。
新しい君を選んで、国に新しく
魂を入れて貰おう。
そしたら個人を堅固に保護してくれて、
その新設せられた社会で....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
小童《こわっぱ》だから、眼の皮をたるませて退屈しきって居るべき筈だのに、耳を傾け
魂を入れて聞いて居た様子は、少くとも信長や自分の談論が解って、そして其上に興味を....
「金銭無情」より 著者:坂口安吾
勤労への報酬はハッキリする筈で、親の心子知らず、仕方がない、最上に打合けて女給の
魂を入れかへて貰はなければ、と、碁会所の彼をよびだして一杯のんで、勤労と報酬に就....
「街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
時には制帽を冠り、電車に乗る時には鳥打を冠る位の手品は何でもないので、只その都度
魂を入れかえるのが面倒臭いだけになる。但、そんなに手早く
魂を入れ換え得るかどうか....
「俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
あるに過ぎないと思われる。これらの方法によって「無心のものを有心にしなして造化に
魂を入れる事」が可能になるのである。 常に俳諧に親しんでその潜在意識的連想の活....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
序なのを、そこがまた道庵の気性で、信濃へ来て善光寺へ参詣をしないのは、仏を作って
魂を入れぬものだと意地を張ったばっかりで、こんな寒い思いもする。 ....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ところへ一人おいて行って、狼にでも喰われたらどうします。……それこそ仏をつくって
魂を入れずというもんだわ。……それに、少々折入ってお願いがありますの」 顎十郎....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
別にして、その身はあたかも他人の魂を止むる旅宿のごとし。下戸《げこ》の身に上戸の
魂を入れ、子供の身に老人の魂を止め、盗賊の魂は孔夫子の身を借用し、猟師の魂は釈迦....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
、やって通って来てみれやあ、あぶくみたいな儚さだ。こんなことなら、達者のうちに、
魂を入れかえて、善人になっておいた方が、まだ、往生際が楽だったのにと、後悔もされ....