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黄金の
「黄金の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
黄金のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「侏儒の言葉」より 著者:芥川竜之介
たものである。我我は盗賊、殺戮《さつりく》、姦淫《かんいん》等に於ても、決して「
黄金の島」を探しに来た西班牙人《スペインじん》、葡萄牙人《ポルトガルじん》、和蘭....
「さまよえる猶太人」より 著者:芥川竜之介
彼は、「東方」にさえ、その足跡を止めている。大名と呼ばれた封建時代の貴族たちが、
黄金の十字架《くるす》を胸に懸けて、パアテル・ノステルを口にした日本を、――貴族....
「或る女」より 著者:有島武郎
くいってくれた。それならお前の言葉に甘えて哀れな妻を呼び迎えよう。妻もさぞお前の
黄金のような心には感ずるだろう。おれは妻とは家庭を持とう。しかしお前とは恋を持と....
「婦系図」より 著者:泉鏡花
税が火の附くように慌しく急って云うのを、夫人は済まして、紙入を帯の間へ、キラリと
黄金の鎖が動いて、 「旅馴れた田舎稼ぎの……」 (女俳優)と云いそうだったが、客....
「三つの宝」より 著者:芥川竜之介
を行きかける。 王子 この先に宿屋はないか? 第一の盗人 森の外へ出さえすれば「
黄金の角笛」という宿屋があります。では御大事にいらっしゃい。 王子 そうか。では....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
た。謙譲、忠誠、真実は地上から飛び去り、虚偽、暴戻、背信、そして飽くことを知らぬ
黄金の欲望並びに最も粗野な罪悪の数々がとって代った。 オヴィドの宇宙開闢説はヘ....
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
をせば、いたせ、娘の親が人間同士の間でさえ、自分ばかりは、思い懸けない海の幸を、
黄金の山ほど掴みましたに因って、他の人々の難渋ごときはいささか気にも留めませぬに....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
また川口の汐加減、隣の広間の人動揺めきが颯と退く。 と見れば皎然たる銀の地に、
黄金の雲を散らして、紺青の月、ただ一輪を描いたる、扇の影に声澄みて、 「――その....
「海の使者」より 著者:泉鏡花
きい、から、 きりりりり、きいから、きいから、) 紅の綱で曳く、玉の轆轤が、
黄金の井の底に響く音。 「ああ、橋板が、きしむんだ。削ったら、名器の琴になろうも....
「革鞄の怪」より 著者:泉鏡花
まにそうして声を掛けた。 五 少し揺るようにした。 指に平打の
黄金の太く逞ましいのを嵌めていた。 肖も着かぬが、乳母ではない、継しいなかと見....
「真夏の夢」より 著者:有島武郎
々が手を取り合って行きかいしております。祭壇から火の立ち登る柱廊下の上にそびえた
黄金の円屋根に夕ぐれの光が反映って、島の空高く薔薇色と藍緑色とのにじがかかってい....
「燕と王子」より 著者:有島武郎
の像は石だたみのしかれた往来の四つかどに立っています。さわやかにもたげた頭からは
黄金の髪が肩まで垂れて左の手を帯刀のつかに置いて屹としたすがたで町を見下していま....
「瓜の涙」より 著者:泉鏡花
に腰掛けたという判官のその山伏の姿よりは、爽かに鎧うたる、色よき縅毛を思わせて、
黄金の太刀も草摺も鳴るよ、とばかり、松の梢は颯々と、清水の音に通って涼しい。 ....
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
から、小さなのは蚕豆なるまで、品には、床の置もの、香炉、香合、釣香炉、手奩の類。
黄金の無垢で、簪の玉を彫んだのもある。地金は多くは銀だが、青銅も、朧銀も、烏金も....
「三人の百姓」より 著者:秋田雨雀
すと、広い平原になって、そこから城下の方まで、十里四方の水田がひろがって、田には
黄金の稲が一杯に実っていました。 「伊作の足あ、なんて早いんだべい!」 と多助は....